日中の日差しと朝晩の爽やかな風。

梅雨とはいえ爽やかな天気が続いてますね。

 

さて、絵糸はといえば、

4月の銀座三越「イニシャル&ナンバーズ」出展を終え、

5月のデザインフェスタ千駄木&SCENE

6月の雑司ヶ谷手創り市……と

イベントに出展しておりました。

 

おかげさまでどの会場でも沢山のお客様にお越しいただき、

嬉しい言葉もたくさんかけていただきました。

まことにありがとうございました!

 

それぞれの出展ごとに新作も増え、

また既存の商品にも適宜改良を加えながら、

「こぎんのある生活を楽しむ」という絵糸のテーマのひとつに

日々、突き進んでおります。

 

せっかくですから一部ご紹介しますと……、

 

まずは「イニシャル&ナンバーズ」で生まれた

オリジナルモドコたち。

イニシャルブローチ

 

 

 

 

 

 

 

こぎんの伝統柄である「花コ」のモドコを四隅にあしらいました。

商品の背中にワンポイントに入れたり、

ブローチやバッグチャームにしたり。

かなりご好評をいただきました。

ひとつ入るだけでグッと愛着がわきます。

 

またバッグ類も何種類かつくりました。

形はできるだけシンプルに、とにかく軽く、きれいな色で。

イニシャル&ナンバーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少しお散歩にいくときや、サブバッグとして使えるサイズにして、

こちらも幅広い世代にお求めいただきました。

 

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ハッとさせられたのは「自分用と、○○さん用に」とか、

「ご家族へのプレゼント用に」とか、

「ごきょうだいとおそろいで」とかとか、

ギフトとして、

誰かと一緒に絵糸の品を楽しんでくださることが多いこと。

 

絵糸の品はひとつひとつ柄も色も違うので、

その中からお相手にぴったり似合うものを探すことも

楽しんでもらえたのかな、と思います。

「すべてオリジナルの一点もの」にこだわってきただけに、

作者としてはしみじみ嬉しい言葉でした。

 

店頭に立っていると、

青森のご出身の方や、家庭科でこぎん経験のある方だけでなく、

伝統柄の素晴らしさや手仕事のぬくもりにほれ込んだ方など、

毎度、こぎん刺し好きの多さを実感します。

 

「民芸」と言われるだけに、

シンプルな方法論で誰しもが刺せるこぎん刺し。

それでも、

無名なはずの古い刺し手の品にも

不思議と個性がにじみ出すあたりが美しいところだと思います。

絵糸の品ものにも、

どこかにちゃんと作者らしさが表現できるように

刺したいと思っています。

 

今後もイベント出展のおりにはHP、Twitterなどで

ご報告していきます。

機会がありましたらぜひ、いちどこぎん談義に花を咲かせましょう!

 

Written by eitowpusr