暑い。今年も夏はやっぱり暑いです。
そんな中、8/10のワークショップの準備をしています。
夏らしい色や糸の風合いも楽しんでもらいたいなと
糸のセレクトなど考えていますよ。
絵糸の作品は、もともと麻×木綿糸という組み合わせの中で
様々な素材を楽しみながら作っています。
ですから、そんな絵糸らしい雰囲気もワークショップで味わってもらえたら楽しいなと思います。
こぎん糸のしっかり素朴な風合いはとても素敵で、
まるで織物のように厚みの出る仕上がりは大好きです。
こぎん用の糸も、メーカーにより撚り方や太さも違いますし、
糸の色合いの傾向も違ったりして面白いですよね。
さらに、ベニバナや紅茶、くちなしなど、自分で白いこぎん糸を染めると
それはそれで愛着のある糸になります。
刺繍糸を使うと、光沢と色合いの豊富さが華やかで、軽やか。
番手違いでもまたシャープさが出たり、柔らかい質感が出たり。
時には、編み物用の糸や、ラッピング用の糸、木綿で布に合わせられるかもと思える糸ならなんでも挑戦してみると、新鮮な仕上がりになることもあります。
最近面白いなと思うのは、ギマ加工したコットン糸。
つまり麻に似せた加工がほどこしてある糸です。
織物や編み物に使うことが多そうなのですが、
さらりとした風合いは夏にぴったりで、
どこか儚げな感じがします。
こぎんというとみなさん材料でお困りかと思いますが、
ぴったりの材料探しをするのも楽しみの一つかなと思います。
手に入れた糸をどう使うかで悩むのもなかなかいいものです。