夏の暑さと台風に翻弄されるこのごろ、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、絵糸では、先日第1回こぎんcafeを無事開催しました。
「cafe+こぎん」でゆっくり手仕事を楽しみしたい、ということで
企画した今回のワークショップ。
押上にあるcafe141さんで、
「麻のカラフルピンクッションをつくろう!」がテーマでした。
押上という町は今不思議な雰囲気だなあと思います。
ごく普通の住宅地の合間に観光地のにぎわいが同居しているのです。
私自身もそう遠くないところに暮らしているので、
スカイツリーが出来て以来散歩がてら訪れることが増えて、その雰囲気を知りました。
以前のけるくるーるで、そんな風景についての俳句を載せていたりもします。
水辺があって、その傍らに近未来的なスカイツリーがあって、
老舗も新しいお店もある。
一日一日変化する町です。
当然集まる人も多種多様で、
でも下町という長く続く町の底力あってこそ、
国籍も年齢性別も越えて、
様々な人を懐広く受け入れてくれるのかなあと思っています。
****************************
さて、そんな町のスカイツリーからほど近く、
静かな住宅地にあるcafe141さん。
ナチュラルモダンな店内は、シンプルな中にこだわりがたくさん。
すこし隠れ家的な安心感もあるお店です。
初めて訪れた日、席につくとなぜか家みたいにほっとして、
すぐにここでワークショップをしてみたいと思いました。
そして実現した先日のワークショップ。
和気あいあいとのんびりしたムードの中、楽しく進みましたよ。
好きな図案と糸を選んで、簡単な説明をしたあと、早速刺し始めます。
***********************
みなさんこぎん刺しは初めてということですが、
なかなかの手つきで一段また一段とすすめていくので感心してしまいました。
最初の1~2段こそ苦戦する様子も見られたものの、
徐々にコツをつかんで完成までまっしぐら。
同じ図案を選んでも、配色がそれぞれですから、
でき上がりの印象もまたそれぞれ。
どことなく刺しているご本人のイメージに似て見えますね、などと談笑しながら、
材料と一緒にお渡しした木箱におさめて、完成です。
こぎん針と一緒に、こぎん糸も少しお土産にして、マイこぎんセットを作ったのでした。
あわてて撮影したので作品が全部入りきれてませんでしたが・・・・・・、
これだけでもいかにカラフルで素敵だったかおわかりいただけるかと思います。
cafe141さんは、以前訪れた際に食べた自家製ケーキの美味しさが印象に残っていたので、
今回、制作終了後にお菓子とドリンクを出していただきました。
こぎん完成の達成感のなか、
出てきたのは濃厚チョコレートムース。
見た目も涼やかに、バナナを添えられた甘味が、疲れを優しーく癒してくれましたよ。
************************
こぎん刺しに限らず、手仕事って、だれかと一緒にしてみても楽しいものですよね。
一人でこつこつ刺すのとも違って、コツがわかりやすかったり、客観的に制作できたりもします。
私自身もとても楽しませていただきました。
また近々企画しますので、今回日程が合わなかった方も、ぜひおいでください。
一緒に“cafeワークショップ”しましょう!